今日のニュース&日記
東日本大震災の影響がこんなところにも・・・
福島県沿岸部地域で、お年寄りの認知症が表面化するケースが増加しているということです。
震災前までは、自分の土地での畑仕事があれば、多少の物忘れくらいでは生活に支障をきたす事もなく暮らしていけたが、避難先では仕事がなく、それまで問題視されていなかった軽度の認知症が、避難生活をきっかけに表面化したそうです。
また、原発事故によるストレスは現在進行形のため、外傷後ストレス障害に代わる新たな疾患概念が必要との事でした。
外傷後ストレス障害(通称:PTSD)は、命の危険にさらされたり重傷を負うような出来事など衝撃的な傷が、その後にストレス障害として表面化する疾患ですが、原発事故は今もって解決しておらず、今もなお継続して住民らにストレスを与え続けているので、違った疾患としてとらえるべきと言う事です。
PTSDについて http://www.jstss.org/wptsd/
震災と言う大きな出来事を乗り越えようとたくさんの事を我慢して避難生活に耐えている方々には十分な心のケアをしてほしいですね。
お年寄りは穏やかなろうとを過ごしているはずの時期に、不便な避難生活をしているわけですから心労は計り知れないものがあると思います。
介護職についている親戚のお姉さんが言っていましたが、施設にいるお年寄りたちも、自分と同じ世代の人たちの事をとても心配していたそうです。もしこれが自分だったら、身内だったら、他人事ではないと言って涙を流す人も多くいて、皆で千羽鶴を織ってお祈りをしていたそうです。
勤務先の施設からボランティアを派遣する計画があったそうですが、実務をおろそかにできないとのことで実際いけたのは数人だけ。お姉さんも立候補したそうですが結局いけなかったそうです。介護ヘルパーとして役に立てることがたくさんあったはずなので、その時いけなかった事をすごく悔しがっていました。
1年以上経っていますが、このようなニュースを聞くとまだまだ震災の爪痕を感じますよね。
ご老人は温かいお家でゆっくりと休んでほしいと思っていたのですが、震災によってやりがいであった仕事を失くしてしまったお年寄りに対しては、何かしら生きがいを感じてもらえるような仕事をしてもらう事が良い解決策なのかもしれません。